GLOBAL TRENDS · 2026.06.17
インドネシア現代アート、いま——ジョグジャから世界へ。
ヘリ・ドノ、エコ・ヌグロホ、クリスティーヌ・アイ・チュー。ジョグジャカルタとバンドンを中心に、インドネシアは今なぜ国際的に注目されているのか。
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ジョグジャカルタ——インドネシア・ジャワ島中部のこの古都は、いま世界の現代アートシーンが最も注視する都市のひとつだ。Cemeti、Ark Galerie、Langgeng Art Foundation などの独立スペースと、ART JOG をはじめとする毎年の大型フェアが、若い作家と国際キュレーターの交差点になっている。
1990年代から国際的評価を確立したヘリ・ドノは、伝統影絵ワヤンを現代美術の言語に翻訳した先駆者。続くエコ・ヌグロホは、ストリート、刺繍、ワヤンを横断し、Louis Vuitton とのコラボや森美術館での個展などでアジア外にも届く語彙を作った。
市場面では、バンドン拠点のクリスティーヌ・アイ・チューが Art Basel Hong Kong での落札記録を更新し、インドネシアの抽象絵画がアジア現代アート市場の主役の一角を占めるようになった。エンタン・ウィハルソは2013年ヴェネチア・ビエンナーレの Indonesian Pavilion を担い、歴史と個人史を金属レリーフに刻む。
INSTINCT RAS は彼らの作品を取り扱うものではない。だが、東アジアと東南アジアの現代美術の地図を、日本語の読者にもう少し分かりやすく描くことは、私たちの編集の仕事だと思っている。次に注目すべきは、ジョグジャカルタの 30 代以下の世代である。
SOURCES · 出典・参考
- ·Wikipedia: Heri Dono ↗
- ·Wikipedia: Eko Nugroho ↗
- ·Wikipedia: Christine Ay Tjoe ↗
- ·Wikipedia: Entang Wiharso ↗
- ·ART JOG (Yogyakarta) ↗
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