
FRAGRANCE · 2026.06.16
香りもアートである——嗅覚という、もうひとつの絵画。
視覚と聴覚の隣に、嗅覚の芸術がある。調香師シセル・トラース、シーラ・ジリエの実践から。
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ノルウェーのアーティスト Sissel Tolaas は、都市の空気、人間の汗、廃墟の匂いを採取してインスタレーションに変換する。MoMA、テート、シャネル研究所と協働し、嗅覚を現代美術の正規メディアとして定着させた一人だ。
フランスの Cécile Guieu や、グッゲンハイムで嗅覚展示を行った Sean Raspet——「嗅覚アート(Olfactory Art)」はこの10年で確かな領域になった。香りは時間軸を持ち、空間を満たし、記憶に直接書き込まれる。絵画と音楽の中間に位置する、第三の芸術である。
INSTINCT RAS は、絵画・ポスター・写真・陶芸の隣に、香りを置く。鑑賞される対象としてのフレグランスを、アートと同じ重さで扱っていく。
INSTINCT RAS · MAGAZINE
