SCIENCE · 2026.05.20
色は脳が作る——和の色名と知覚の関係。
「藍」と「紺」を別の色として持つ言語は、それらを別の色として見る。色彩語彙と知覚のフィードバック。
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日本語は青系統だけで、藍・紺・縹・浅葱・群青と細かく語を持つ。言語人類学者ベルリン&ケイの研究以来、色名の数は知覚の解像度に影響することが分かってきた。
fMRI で確かめると、色名が豊富な話者ほど、視覚野V4 の反応がより鋭く分化する。文化は脳の地図そのものを書き換えている。
和の作家が扱う「色」は、欧米の RGB ともパントーンとも違う。それは脳に書き込まれた、千年分の語彙が見せる景色である。
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