CULTURE · 2026.04.24

余白——描かないことで描く。

墨絵から現代インテリアまで貫く、日本の構成原理「余白」の力。

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長谷川等伯の松林図屏風は、画面の七割が紙そのままだ。霧と松と空の境界を、白いまま残すことで描いている。

余白は怠惰ではなく、最も高度な編集である。観る者に、見ていない部分を補わせる——その共犯関係こそが、絵を完成させる。

壁にアートを掛けるときも同じだ。詰め込みすぎず、余白を残す。家全体が、ひとつの掛軸になる。

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