ART THERAPY · 2026.05.04
病院の壁とアート——治療環境としての視覚。
ロジャー・ウルリッチの古典研究から、現代のヘルスケア・アート・プログラムまで。
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1984年、ロジャー・ウルリッチが Science 誌で発表した古典的研究は、術後病室から木々が見える患者の方が、レンガ壁を見る患者より入院日数が短く、鎮痛剤使用量も少ないことを示した。
以降、欧米の主要病院は「Arts in Health」プログラムを採用し、廊下や待合室、緩和ケア病棟に意図的にアートを配置している。自然のモチーフ、穏やかな抽象、地域作家の作品が多用される。
視覚環境は治療の一部である——この前提は、住宅・オフィス・学校にも等しく当てはまる。
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